2026年04月28日、中国で消費者が商家に付けた低評価が削除されるビジネスが明確な価格設定で取引されていることが話題になっています。

ネット上で拡がる「差評削除サービス」

中国のオンラインショッピングプラットフォームでは、購入者が商品やサービスに対して評価コメント(レビュー)を残せる仕組みになっています。しかし最近、商家(商店)がこの低評価コメントを削除するサービスを利用していることが明らかになりました。驚くべきことに、削除には明確な料金体系が存在するとされています。具体的には、低評価の削除代行業者が、星の数や文字数に応じて「この低評価なら◯◯元で削除できる」と値段を提示して顧客を募っているとのことです。こうしたサービスは、消費者の正当な評価を隠蔽する行為として問題視されています。

消費者と商家の信頼関係が揺らぐ

このようなビジネスが成立すること自体、中国のネット購買環境における深刻な問題を浮き彫りにしています。本来、レビューは他の購入者が商品選びの判断材料として信頼するべき情報です。しかし差評が金銭で削除されるなら、プラットフォーム上の評価情報の信頼性が大きく損なわれます。ユーザーは「本当のレビュー」と「削除済みのはずだった悪い評価」の区別がつかなくなり、消費判断が難しくなるとされています。中国の消費者庁や業界関係者の間でも、こうしたサービスの取り締まり強化を求める声が高まっていると言われています。

今後の規制動向への注目

こうした差評削除ビジネスの存在は、プラットフォーム企業の監視体制の課題も明らかにしています。大手ECサイトやショッピングアプリも、こうした不正行為を完全には防止できていないのが実情とのことです。今後、プラットフォーム側がどのような対策を講じるか、また政府が規制をどこまで強化するかが注目されています。消費者の正当な評価を守るための環境整備が急務となっている状況です。今後の展開に注目です。

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