中国の学界で権力構造の変化を象徴する人事が生じている。西北大学(西北大学)の著名な文芸評論家で教授の賈浅浅(贾浅浅)氏が同大学を辞職したことが、インターネット上で大きな話題になっている。
賈浅浅氏は中国現代文学研究の第一人者で、数十年にわたり西北大学で教鞭を執ってきた学者だ。彼女のキャリアは中国高等教育の象徴的な存在だった。しかし近年、その学術活動や大学での立場をめぐる議論が活発化していた。2025年秋から冬にかけて、ソーシャルメディアで彼女の過去の発言や著作に関する批判が急速に広がったとみられる。特に思想的立場や学生指導の方針について、疑問を唱える声が増していた。
大学改革の波の中で
中国の高等教育機関では現在、当局の方針に沿った「イデオロギー的純正性」の強化が進められている。この流れの中で、著名な教授であっても従来の方針が見直される傾向が強まっている。西北大学も例外ではなく、教学改革の一環として人事の再構成が行われている。賈浅浅氏の辞職は単なる個人的決定ではなく、中国社会全体で進行する価値観の整序と関連しているとみられる。同様の事例は他の重点大学でも報告されており、学界全体に影響を与えている。
知識人の立場の変化
賈浅浅氏の退職は、中国の学者・文化人が直面する新たな環境を象徴している。かつて大学は相対的な自由度を持つ領域だったが、近年はより厳格な監督下に置かれている傾向が強い。特に文学や思想関連の分野では、発言や著作に対する社会的チェックが厳しくなっている。この変化は若い研究者のキャリア選択にも影響を及ぼしており、学界全体での人材流動化が進んでいる。中国国内での議論は続きそうだ。
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