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韩媒:中国U23不再是”少林足球”
📰 ニュース概要
北京時間1月20日、U23アジアカップ準決勝でU23中国代表がベトナムを3-0で破り、決勝進出を決めた。試合後、韓国メディア『財経新聞』が記事を掲載し、「これはもはや、我々がかつて”少林サッカー”と揶揄していた中国代表ではない」と評価した。
試合は中国が終始優勢に進めた。前半15分、ミッドフィルダーの陳志豪が先制ゴール。後半に入ると、ストライカーの譚龍が追加点を挙げ、終盤には再び陳志豪がダメ押しの3点目を決めた。中国は守備でも安定し、ベトナムに決定的なチャンスをほとんど与えない完勝だった。
『財経新聞』の記事は、中国サッカーの変化を詳細に分析している。「過去の中国代表は、技術よりも体格とフィジカルに頼るプレースタイルで、アジアのライバル国から”少林サッカー(カンフーサッカー)”と揶揄されてきた。しかし今回のU23代表は、組織的な守備、正確なパスワーク、戦術的な規律において大きな進歩を見せている」と評価した。
「少林サッカー」という呼称は、2000年代に中国サッカーが国際試合で粗いプレーや反則を繰り返したことから、東アジア諸国で広まった蔑称だ。香港映画『少林サッカー』(2001年)のヒットもあり、カンフーと結びつけた皮肉として定着した。特に韓国と日本のメディアでは、中国代表の技術不足や荒いタックルを批判する際に頻繁に使用されてきた。
しかし近年、中国サッカー界は大きな改革を進めている。中国サッカー協会は、2015年頃から青少年育成システムの抜本的な見直しを開始。欧州式のアカデミー制度を導入し、技術とタクティクスを重視した育成方針に転換した。また、外国人指導者の招聘や、有望な若手選手の海外留学プログラムも強化している。
今回のU23代表を率いる成耀東監督は、上海を拠点にユース育成で実績を積んだ指導者だ。「フィジカルだけでなく、サッカーIQとテクニックを兼ね備えた選手を育てる」という哲学を持ち、ポゼッションサッカーとプレッシングを組み合わせた現代的な戦術を導入している。選手たちも、かつての「走れるが技術が粗い」タイプではなく、パスの精度や判断力に優れた選手が増えている。
韓国メディアの論調変化も注目される。かつて中国サッカーを小馬鹿にする記事が多かったが、今回の『財経新聞』の記事は「中国の進歩を認めざるを得ない」というトーンだ。「韓国もうかうかしていられない。中国が本気で改革を進めれば、数年後にはアジアの強豪に返り咲く可能性がある」と警戒感を示している。
中国国内の反応も熱い。SNSでは「韓国に認められるとは!」「やっと”少林サッカー”の汚名返上だ」「これが青少年育成改革の成果」と喜びの声が溢れている。一方で冷静な意見もある。「U23の活躍は素晴らしいが、A代表はまだ課題が多い」「一時的な成功に浮かれず、長期的な育成を続けるべき」といった指摘だ。
確かに、中国のA代表(フル代表)は依然として苦戦が続いている。2026年W杯アジア予選では早々に敗退し、世界ランキングも80位前後に低迷。国内リーグの中国スーパーリーグも、かつての高額外国人選手頼みから脱却できず、財政難で複数のクラブが経営危機に陥っている。U23の成功が即座にA代表の強化につながるわけではない。
しかしU23の快進撃は、中国サッカーに久々の明るいニュースをもたらした。決勝の相手は日本またはウズベキスタンになる見通しだ。中国がU23アジアカップで優勝すれば、2004年以来22年ぶりの快挙となる。「少林サッカー」からの脱却を世界に証明できるか、決勝戦が注目される。
💬 中国SNSの反応
- 「韓国メディアに褒められるとか、時代が変わった」
- 「”少林サッカー”って言われてたの、恥ずかしかったからな」
- 「3-0完勝は気持ちいい!決勝も頑張れ」
- 「青少年育成改革の成果が出てきた証拠」
- 「でもA代表は相変わらず弱いんだよな…」
- 「このU23世代が成長したら、本当に強くなるかも」
- 「技術で勝つサッカー、これが見たかった」
- 「決勝で日本に勝って優勝だ!」
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