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“眼神给出去”网红已收入超2400万
📰 ニュース概要
最近、「中国性商教母(性的知性の教育母)」を自称する女性起業家が中国のSNSで話題となり、炎上している。「黒白顛周媛」という名前で活動する周媛氏は、「魅力的な女性修練クラス」を開設し、「目つきで男性を誘惑する方法」などを教える講座で、有料コース収入が2400万元(約4.8億円)を超えたことが報じられた。
周媛氏のバイラル動画には「此刻你再叫我(今、もう一度私を呼んで)」「我只眼神給出去(私は目つきだけを与える)」「我的身体形成了一個X字形(私の身体がX字の形になる)」といった、性的な含みを持つセリフが並ぶ。これらの動画は模倣動画を大量に生み出し、「目つき模倣大会」として全中国のSNSで拡散された。
周媛氏は湖南省長沙市出身で、「湖南秀美控股実業集団有限公司」の創業者兼董事長。「黒白顛性商学苑」という教育機関を設立し、オンラインとオフラインで「性商(Sexual Quotient、性的知性)」を高める講座を提供している。自己紹介では「性商第一人」を名乗り、女性に対して異性を惹きつけるテクニックを教えているという。
講座の内容は多岐にわたる。基礎コースでは「目つきの使い方」「声のトーンの調整」「身体言語の活用」など。上級コースになると「親密関係における性的緊張感の解放」「男性心理の理解」「魅力的な女性としての自己演出」などが含まれる。価格設定は幅広く、オンライン講座は数百元から、3日間の恋愛交際コースは4980元、最高級のオフライン講座は8万8000元に達する。
蓝鲸新聞の報道によると、公式ECサイトのデータから、性商有料コースの累計収入は2400万元を超え、多くのコースで受講生は数千人規模。スタッフによれば、設立以来の総受講生数は10万人以上に達するという。ただし、この数字には無料体験講座や低価格入門コースの参加者も含まれている可能性が高い。
周媛氏のビジネス領域は知識販売だけにとどまらない。アダルトグッズ販売、美容医療サービス、起業指導など、女性向けの幅広い事業を展開している。関連企業には「湖南秀美控股実業集団」「湖南黒白顛文化伝播」などがあり、一大商業帝国を形成している。湖南省女性企業家協会のメンバーでもあり、地元経済界での一定の地位も築いている。
しかし、講座内容には激しい批判が集まっている。主な批判点は、①女性を「男性を誘惑する道具」として扱う性差別的内容、②科学的根拠のない「性商」という概念の提唱、③高額な受講料で不安を抱える女性から金銭を搾取する商法、④露骨で品のない表現が社会風紀を乱す、などだ。
SNS上では「女性の尊厳を傷つける」「時代錯誤のPUA(ナンパ術)の女性版だ」「恋愛を商品化して不安を煽る悪質商法」といった批判が噴出。一方で「女性が自分の魅力を高めることの何が悪い」「市場需要があるから成立しているだけ」との擁護意見も一部に見られる。興味深いことに、複数の芸能人やインフルエンサーも模倣動画に参加しており、賛否両論を呼んでいる。
炎上の拡大を受け、2026年1月21日、周媛氏の複数のSNSアカウント(抖音、小紅書など)が非公開設定に変更された。約20万人のフォロワーを持つアカウントが突如閲覧不能となり、「逃亡した」「当局の圧力か」などの憶測が飛び交っている。本人や運営側からの公式声明は出ておらず、今後の動向が注目される。
この事件は、中国における「情感焦虑経済(恋愛不安ビジネス)」の問題を浮き彫りにした。結婚・恋愛のプレッシャー、社会的成功への焦り、ルッキズムの蔓延などを背景に、「〇〇力を高める」と称する高額講座が次々と登場している。周媛氏の「性商学苑」はその極端な一例だが、本質的には現代中国の若者が抱える深刻な不安を利用したビジネスモデルといえる。「目つきを学ぶために数万元を払う」という現象の背後には、愛さえも「学習して獲得すべきスキル」と考えざるを得ない社会の歪みがある。
💬 中国SNSの反応
- 「目つきで2400万稼ぐとか、現代の錬金術かよ」
- 「こんなの受講する女性がいることに驚く」
- 「女性を性的道具扱いする最悪の講座」
- 「でも需要があるから成立してるんだよね…」
- 「恋愛を商品化して不安煽るの、本当に悪質」
- 「模倣動画面白かったけど、本人のビジネスは問題だらけ」
- 「8万8千元のコースって、誰が買うの?」
- 「アカウント非公開で逃亡。やましいことあるからでしょ」
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