🇨🇳 原文タイトル
因涨薪20元致歉公司已连续37年涨薪
📰 ニュース概要
近日、重慶美心集団が2026年に提供できる昇給額が月額わずか20元であることについて、従業員に謝罪した。同社は1989年の創業以来、37年連続で従業員の給与を引き上げてきたという。
美心集団の夏万俊董事長は、全従業員に向けた公開書簡の中で「今年は経済環境が厳しく、会社の業績も思うように伸びなかった。それでも創業以来守ってきた『毎年必ず昇給する』という約束を破りたくない。しかし今年は月額20元の昇給しか提供できず、申し訳なく思う」と率直に述べた。
この謙虚な姿勢が、かえってネット上で大きな反響を呼んでいる。多くのネットユーザーが「20元でも37年連続昇給は素晴らしい」「不況の中でも従業員を大切にする姿勢が感動的」「他の企業は減給やリストラなのに」と称賛のコメントを寄せた。微博(Weibo)では関連トピックが2億回以上閲覧され、「良心企業」として話題となった。
美心集団は重慶を拠点とする大手食品・サービス企業で、従業員数は約2万人。月餅、レストラン、観光施設など多角的事業を展開している。特に「美心月餅」は中国全土で知られるブランドで、中秋節の定番商品だ。また、重慶市の観光名所「洪崖洞」や「美心紅酒小鎮」なども運営している。
同社の「37年連続昇給」記録は、中国企業の中でも極めて珍しい。1989年の創業時から、経済危機、SARS、金融危機、新型コロナウイルスのパンデミックなど、幾度もの困難な時期を乗り越えながら、この約束を守り続けてきた。過去の昇給額は年によって異なるが、業績が良い年には月額200~500元の昇給もあったという。
人事管理の専門家は、この事例を高く評価している。「昇給額の大小ではなく、従業員との約束を守る姿勢が重要だ。20元という額は小さく見えるかもしれないが、『会社は従業員を見捨てない』というメッセージが伝わる。これは長期的な信頼関係の構築につながる」と北京大学の労働経済学教授は分析する。
従業員からの反応も好意的だ。美心集団で10年以上働く従業員は「20元でも嬉しい。会社が厳しい時でも私たちのことを考えてくれていることが分かる。他の企業では給与凍結やボーナスカットが当たり前なのに」と語る。社内の士気は高く、離職率も業界平均より低いという。
一方で、この出来事は中国経済の現状も浮き彫りにしている。2025年、中国のGDP成長率は約4.8%と目標を下回り、消費意欲の低下、不動産不況、若年層の失業率上昇など、多くの課題に直面している。多くの企業が人件費削減に走る中、美心集団の姿勢は「企業の社会的責任」を体現するものとして注目されている。今後、この「良心経営」が他の企業にどのような影響を与えるか、関心が集まっている。
💬 中国SNSの反応
- 「37年連続昇給って凄すぎる。尊敬する」
- 「20元でも謝罪するなんて…うちの会社は3年給料変わらないのに」
- 「金額じゃない、気持ちが嬉しい。こういう会社で働きたい」
- 「不況の中でも従業員を大切にする姿勢が素晴らしい」
- 「他の企業は見習ってほしい。リストラばかりじゃん」
- 「美心月餅、今年は絶対買う!応援したい」
- 「良心企業だね。長く続いてほしい」
- 「こういう会社があると知って少し希望が持てた」
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