2026年04月28日、中国で「大佐回帰」という社会現象が話題になっています。
「大佐」とは何か
「大佐」(だいさ/dàisǎ)とは、中国で数十年前に一部の地域で見られた、軍隊や警察などの制服を模した衣装を着用する人物を指すとされています。この現象は主に1980年代から1990年代に散見され、一度は消滅したと考えられていました。しかし最近、若い世代を中心にこうした衣装への関心が再燃し、SNS上で関連コンテンツが急速に拡散しているとされています。レトロなファッションやノスタルジアへの関心が高まる中で、昭和レトロが日本で流行するのと同様に、このような懐古的なスタイルが新たなトレンドとして認識されているようです。
なぜ警戒が必要なのか
中国当局は「大佐回帰」の拡大に対して警戒を呼びかけています。理由としては、このような衣装の無断着用が公序良俗に反する可能性や、社会的秩序への影響が懸念されているとされています。特に、実際の制服との区別が困難になるケースや、これを利用した詐欺行為などが懸念材料となっているとも言われています。中国ではこうした社会現象に対して、政府が積極的に監視・指導する傾向が強く、トレンドであっても公的に不適切と判断されたものは早期に抑制しようとする姿勢が見られます。
社会への影響と今後
この現象は単なるファッションブームを超えて、社会的な議論を生じさせています。若い世代のアイデンティティ表現と公的秩序のバランスをどのように取るかが、課題となっているとされています。当局の警戒呼びかけにより、この流行がどの程度まで拡大するのか、あるいは自然に消滅するのかが注視されています。中国社会におけるトレンドコントロールの今後の動きに注目です。
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